Mekanism完全解説!Part.2 ~熱発電機と風力発電機と効率的な使い方~
Part.1ではMekanismの概要と遊ぶにあたって必須となる機械とその使い方を説明しました。今回は、その機械を動かすために必要な電力を生み出す発電機とその効率的な使い方について説明していきます。せっかく作った機械も電気がないと動いてくれませんからね(説明する順序逆やろというのは置いといて)。また、この解説は全てバージョン1.12.2を前提としています。
序盤で使える発電機
Mekanismでにおいて序盤で使える発電機には以下のものがあります。
無理に拡大したせいで風力発電機の見た目がやばいことになってますが実際に設置してみると実に巧妙に描画されているのが分かりますよ。
熱発電機
その名の通り石炭などの燃料を入れて発生した熱で発電する機械です。
真ん中の溶岩のメーターが蓄積された燃料で、右の緑のゲージが蓄積された電力です。
レシピ
かなり低コストになっていますね。木材は何でも良しです。
メリット
・作成コストが低い
・使い方が簡単
デメリット
・発電量が少ない(石炭1個で2360RF)
・燃料の消費が早い
・実用化しようとすると早々に燃料が枯渇する
メリットに対してデメリットが酷すぎるので、Mekanismにおいて出番があるのは初めに冶金注入器を動かす時のみになるでしょう。
風力発電機
その名の通り風の力で羽根を回しそれで得た運動エネルギーで発電をします。実際に設置すると高さが5もあります。また設置高度によって発電量が変わり、密閉された空間では発電しません。
真ん中に表示されたGUIを上から説明すると、
・風力発電機内の現在蓄電量/最大蓄電量(kRF)
・発電量(RF/t)
・最大出力(RF/t)
となっています。
レシピ
真ん中にあるのは濃縮合金でPart.1にあるように冶金注入器で作成します。右下と左下にあるのはエネルギータブレットで、このように作ります。
これが2つ必要なため金が6つ必要と中々重いですね・・・。
メリット
・燃料が不要
・作成が比較的簡単
・発電量が比較的大きい
・安定して発電してくれる(天候に左右されない)
・高さとコストを考えなければ大量設置できる
デメリット
・作成コストが比較的高い
・機械を大規模に動かす際は発電量が少し物足りない
風力発電機は序盤から終盤までメインの発電機となるためこちらを中心に作ると良いでしょう。
効率的な風力発電方法
上記でMekanismにおいて序盤に使える発電機について解説しましたが、次はそれをどうやって効率的に運用するかについて説明します。といっても熱発電機に関してはメリットが無さすぎるため専ら風力発電機についてになります。
高い所に設置しよう
風力発電機は設置高度によって発電量が変わると言いましたが、正確に言うと高い所であるほど発電量が大きくなります。具体的にどれくらいになるかというと、羽根の位置を高さYとすると
・Y=68(一般的な平地)で 55.27RF/t
・Y=75で 60.36RF/t
・Y=95で 74.91RF/t
・Y=135で 104.00RF/t
・Y=185で 140.36RF/t
・Y=256(風力発電機の設置高度限界)で192.00RF/t
となっています。高ければ高い所に設置することでより効率的に発電ができるということが目に見えて分かりますね。
発電量の計算式
以上から風力発電機の高さと発電量の関係式を算出することができます。発電量をP、高さをYとすると有効数字3桁で
P = 0.727Y + 5.82
となります。設置したい高さと発電量の兼ね合いを知りたい時などに使ってください(実際に置いちゃった方が早いと言われればそこまでですが)。ちなみにこれは公式からではなく投稿主が勝手に出したものなので過信しないでくださいね。
次回
Mekanism解説Part.3では品質向上チャンバーを用いた鉱石2倍化と資源の節約について解説していきます。