【TFT】TFTのチャレンジャーは一体何が上手いのか?9つの要素
みなさんこんにちは、最近少しずつ暖かくなってきましたね。季節の変わり目の・・・匂い?香りというんですか?これ結構好きなんですよね。分かります?分からんかあ~笑
さて、世の中には色々なゲームがあり、そしてその数だけそのゲームが「上手い人」が存在します。そしてそういった上手い人たちは目に見えてプレイが上手でかっこ良いことでしょう。Varolantが上手い人はAIMやスキルの使い方がレベチですし、Apexが上手い人はまるでチーターのようにしか見えません。そしてTFTが上手い人は・・・あれ?なんかこれといって言えることがないな・・・どうしよう・・・。
そう!TFTが上手い人が存在するのは確かなのですが、普通の人からしたら一体何が上手いのかさっぱり分からないのです。え?まさか本気で運が良いだけだからチャレンジャーになっているとでもお思いで?ぷぷぷw
そこで、今回はTFTのトップランカーであるチャレンジャーが一体何を理由に上手であるかを自らの経験を交えて9つの要素について解説していきます。チャレンジャーになりたい人はこの記事の内容を頭に入れてプレイすればいいですし、チャレンジャーなんてなれっこない!てかなる気もない!って人もへ~こういう世界もあるんだな~程度に読んでください。
また、こちらで構成紹介をしているので、そちらも是非読んでください!
盤面評価
盤面評価能力とは、今の自分の盤面が”相対的に”強いのか弱いのかを”正確に”評価する能力のことです。わーなんかつよそう!とかではダメで、「周りが誰も3コストを重ねていない中自分だけ重ねているから強い」とか、「今一番強い敵に対してこの前衛と炎上ダメージが刺さるから強い」とか、ちゃんと“他人の盤面との比較”を交えた根拠をもとに強いのか弱いのか評価する必要があります。これができるようになると自分の連勝連敗が狙いやすくなるだけでなく、どこまで我慢すればよいか、いつどこまで強くすればいいかなどの上手なゴールドの使い方に繋がるようになります。
チャンピオン理解
チャンピオンにはステータス、スキル、特性の3つがあり、これらへの理解力がチャレンジャーは特に高いです。これがあると、例えばどの前衛とどの後衛の相性がいいとか、どのチャンピオンにどのアイテムが良いかとか、敵に合わせてどのチャンピオンが刺さるかとか、ピンで入れても強いのはどれとか、そういうのが分かるようになり、引きに応じた強い構成をその場で作れるようになります。これについては完全に知識と経験なので、数をひたすらこなして戦闘の様子をずっと眺めてれば自然とついてきます。Youtubeとかを見ながらプレイするなどという舐め腐ったことをしているといつまで経っても身につきませんがね・・・。
アイテム理解
ヘラを除くとアイテムの素材は8種類あります。そのため欲しいアイテムを欲しいときに作るというのは非常に難しくなります。しかし完成品を作らない状態というのはとても弱いため、何かしらは作らないといけないのですが、その時「まあこいつにこのアイテムなら強いだろう」という妥協がチャレンジャーは上手です。理想アイテムを狙った方が最終的には強いけれど、そうすると今が弱くて終盤が危ないという塩梅を理解しているということです。更に序盤作ったアイテムによって終盤の試合展開をある程度予想できるため、比較的強い盤面を作り続けたり最終的な構成を作る際で迷走したりしなくなります。
ゴールドの使い方
チャレンジャーはゴールドの使い方にほとんど無駄がありません。ゴールドの使い方はレベル上げかリロールのたったの2通りですが、これが非常に複雑で深いのです。ゴールドを使えばその場の盤面は強くなりますが、1ステージ後などスケーリングは弱くなります。つまりそのゴールドを使うタイミングが重要なのですが、ベンチにリーチがどれだけ多いか、連勝が狙えそうか、レベル7・8のために貯めるべきか、レベル8でリロールするべきかレベル9にいくべきか、これだけは重ねて強さを確保したいか、欲しいチャンピオン的にどのレベルでリロールしたいか、もはやオールインでワンチャンを狙うしかないか、などの様々な要素を含めて判断をする必要があります。ゴールドの使い方が上手だと、ゴールド消費と強さの関係を無駄なく発揮できるようになり、運に左右されづらくなります。
配置
チャレンジャーとグランドマスターの境目にはこの配置の上手い下手がほとんどを占めているように思えます。実際自分が相手していても、グランドマスターは穴だらけでいくらでも有利に配置できるのに対し、チャレンジャーは隙が無かったり2分の1のギャンブル配置を強いられたりとかなり考えないといけなくなります。そして配置が上手いということは、想像力が豊かであるということです。配置を考える上では、どんなゲームでも重要な「フォーカス」について考える必要があります。そしてそれがどのゲームよりも難しい理由として、0~45秒後の敵と味方のフォーカスがどうなっているかを全て想像しないといけないというものがあります。一度戦闘が始まってしまえば自分はもう何もすることができないため、例えば10秒後、20秒後に戦闘の様子がどうなっているのかを全て想像して、それを見越した上で予め配置をしておかないとなりません。まずこのキャリーはこの敵をフォーカスし、5秒後にそれを倒した後この敵をフォーカスし、15秒後ぐらいで敵のCCを受けそうだから・・・こうしたほうがいいな、といった感じです。すなわち戦闘開始前は常にシミュレーションを行い、本番の戦闘でそのフィードバックをするということになります。あなたにはこれができるようになる自信があるでしょうか。
移行
いわゆる“フィジカル”に値する部分です。ショップに並んだチャンピオンが必要か不要であるかの判断を可能な限り早くし、今盤面にいるチャンピオンを下げてベンチにいるチャンピオンを出すということを可能な限り早く出す能力です。これが本当に早い人はたった1ラウンドで元あったシナジーがすべて違うものに変わっているといった超人的なことができます。これが早いと自分の盤面が弱いタイミングを減らすことができ、被ダメの大きい終盤でもヘルスを削らないで済むことができるようになります。フィジカルに起因する分、見てる側も上手さが伝わりやすい要素です。ちなみに私は移行が死ぬほど遅いです。
試合結果評価
試合結果評価能力とは、ある試合が終わった時に、例えば6位を取ってしまったならそれはどういったことが原因なのか、もしくは完全に運のせいにしていいのかという反省を”正確に”できる能力です。何でもかんでも運が悪い!w運が悪い!wというのはダメです。あなたが「これは運が悪いせいで負けたでしょ~しょうもねぇ~」と思う試合を試しに私に見せてみてください。恐らく私はあなたが泣き始めるまでその試合のプレイングミスを指摘し続けられます。このゲームは本当に色々な選択肢が与えられるため、それだけ完全に運のせいにするのは難しいのです。これがあると負けが次の試合に繋がり無駄にならなくなるため、メタやコツを掴むのが早くなります。
メンタルの保ち方
TFTって、8位を取った時のメンタルのキツさ、凄まじいですよね。更にそれが続いてくるとやめたくなりますよね。でもチャレンジャーってある意味バカなので、そこでやめたりはしません。とにかく勝てるようになるまでINQするんです。というか勝てるようになってもINQします。私も配信ブツ切りはしてしまえど、配信終了後すぐにINQしています。配信者のプレイングを見てみるとか、ラダー上位の使ってる構成を見てみるとか色々して、もがき、苦しみ、どれだけ頑張っても8位を取ってしまっても、上位を確信したのに5位を取ってしまっても、本当に何もうまくいかないと絶望しながらも、萎えずにランクを回し続けるのです。私は8位を人生で何百回も取っています。その悔しさや屈辱にはもうとっくに慣れました。それでも回し続けるのは、いつかコツを掴み上位に返り咲ける日が来ることが分かっていて、それを信じているからです。8位を3連続取った程度でその日やめてしまうような精神力の無い人は、チャレンジャーになるのは難しいでしょう。
友達作り
TFTは個人技ですが、だからといって一人だけで上手くなれるものでもありません。たまにはスナイプとかし合って友達とガヤガヤプレイするのも大事です。そこで情報を共有できたり、ささいな疑問を解決できたり、新しいことを知れたりしますからね。その友達が上手い人だとなお良いです。教えてもらうこともできますし、逆にその友達のプレイを見せてもらうこともできるからです。これがチャレンジャーだと一番いいのですが、チャレンジャーは二癖も三癖もあるような気難しい性格の持ち主が多かったりそんなことなかったりするので、そこだけが心配ですけどね。
最後に
以上、チャレンジャーが上手であるといえる9つの要素についてでした。こうやって文章にまとめてて再確認しましたが、やっぱり分かりにくいですねw。女の子にモテたかったらApexやValorantを頑張ったほうが良いでしょう。それでは。