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【2020/6月現在】コスパ最強!予算別おすすめ最新ゲーミングPC

こんにちは、皆さんゲームはお好きでしょうか?日本ではまだそこまで浸透していないe-sportsですが、自粛期間のせいもあってかここ最近注目を浴びてきています。そこで、新しくゲームを始めるためにパソコンを買いたいけどお金があまりない人や、今あるゲーミングPCを買い替えたいなどといった様々なニーズに応じて今回は予算別におすすめ最新ゲーミングPCを紹介していきたいと思います!

はじめに

せっかくのお高いお買い物を無駄にしないためにも、購入する前に知っておくべきことがあります。それは今自分が必要としているスペックがどれくらいか、そもそもスペックとは何かということと、PCを構成しているパーツの特徴についてです。


ゲーミングPCを長く使い続けるために

例えばあなたが、「Valorant」というゲームをプレイしたいと思ってPCを探しているとします。その場合、ある程度の画質で60fpsぐらいを出してプレイするとなると5万円もしないぐらいの中古のPCでこと足ります。しかし、あなたはそのゲームをずっとやり続けると決まっているのでしょうか?やってみたら肌にあまり合わず、他のこのゲームもやってみたい!となったとき、そのPCで満足に動くでしょうか?お金を出したにもかかわらず限られたゲームしかできないということにならないよう、あまりケチらずに幅広くゲームができるスペックを持ったPCを選ぶことをおすすめします。


「推奨スペック」とは?

基本的に様々なゲームの推奨スペックを見てゲーミングPCを選んでいる人が多いと思います。では、その推奨スペックとやらは一体何なんでしょう?

下の一覧は、「Apex Legends」というゲームの推奨スペックです。

・CPU: Intel i5 3570Tおよび同等品
・メモリ: 8GB
・GPU: Nvidia GeForce GTX 970 / AMD Radeon R9 290
・GPU RAM: 8GB

これを見て、「つまりこれぐらいのスペックのPCを買えば最高画質で144fpsも出て超快適になるんだ!」と思う人もいるかもしれませんが、それは大きな間違いです。公式には、この推奨スペックと共に
「滑らかな60fpsのフレームレートで最高のプレイ体験を楽しむためには推奨動作環境を用意する必要があります。」
という文章を添えています。これを意訳すると、
中程度の画質で60fps以上を安定して出すには推奨動作環境を用意する必要があります。」といった風になります。正直な話、このスペックで「最高のプレイ体験」なんてものは手に入りません。実際に手に入れるにはもう1ランクぐらい上のパーツが必要になりますが、これを提示してしまうとユーザーが敷居の高さを感じてプレイしてくれなくなってしまうということが考えられるためこういう表示をしています。これはほとんどにゲームに当てはまります。

もちろんこれで十分にはプレイできますが、最高画質を期待しているなら更にスペックの高いものを選ぶ必要があるということになります。


スペックを構成するパーツについて

ゲーミングPCのスペックを把握するには、おおよそCPU, メインメモリ, GPUの項目さえ見ていれば問題ありません。ではそれらがどういった役割を持っているかをざっと紹介します。

・CPU
まずCPUについてですが、これはパソコンの制御や内部の計算(処理)をする中枢部分です。パソコンが処理をする上で非常に重要で、サーバーを立てたいような時は性能がいいものを選ぶ必要があります。しかしゲームという観点においてはさほど重要にならないため、こだわらなくても問題ありません。とはいうものの、CPUの性能があまりに悪いと他がどれだけよくても足を引っ張ってしまい十分なパフォーマンスが発揮できなくなるということが起こりうるため、ある程度のスペックのものは選んでおく必要があります。CPUが大事になるゲームとしては「minecraft」が有名ですが、これを快適にやりたい場合はこだわったほうがいいかも・・・知れません。

・メインメモリ
メインメモリはプログラムやデータを一時的に蓄えておくもので、これが足りていないと何かを同時に起動しているという時にカクつく原因となってしまいます。これに関しては基準が結構明確で、8GBだともの足らず、24GB以上だと少し多すぎるといった感じで16GBが今は最も適切です。ただしメインメモリは増設が比較的簡単であるため、とりあえず8GBにするというのもアリです。

・GPU
最後にGPU(グラフィックボード)ですが、ゲームにおいてはこれが最重要です。GPUの性能が快適にプレイ可能なゲームの数を左右します。正直他はどうでもいいと言っても過言ではありません。GPUの性能を軸にゲーミングPCを選びましょう。

 

おすすめゲーミングPCを予算別に紹介

ここからが本題で、コスパが非常に高いゲーミングPCを5万円から15万円まで、みなさんの予算別に紹介していきます。


50000円~85000円

この範囲は、とにかく安く済ませてゲームをしたい!という人向けになります。初めにも紹介した通りケチるのはあまりよくありませんが、それでもある程度のゲームは満足にプレイすることができます。また、この価格帯で新品のものはあまり売られていないため、中古で購入する必要があります。


【楽天市場】HP Z230 Workstationゲーミングパソコン

スペックは以下のようになっています。

・CPU: Xeon E3-1230V3 QC-3.3GHz
・メインメモリ: 16GB
・GPU: GTX1060 6GB
・HDD: 500GB
・価格: 54,800円(税込)

「ん?Xeonってなんだ?」とCPUに不安を抱える人がいるかもしれませんが、ちゃんとしたIntel製のCPUです。とはいえ相当古いものなので検証動画を見てみたところ、画質を落とせば「PUBG」でも60fps以上は安定していました。GPUは2~4年前に主流だったGTX1060で、今でもある程度戦えます。この金額でPCゲームデビューできるというのはお金がない人にとっては相当なチャンスなので、在庫が無くなってしまう前にどうぞ。




【mouse】G-TUNE BC-GTUNE77G17D1

スペックは以下のようになっています。

・CPU: Core i7-7700 (3.6GHz)
・メインメモリ: 16GB
・GPU: GeForce GTX 1070(8GB)
・SSD: 240GB
・HDD: 1TB
・価格: 80,980円(税抜)

「いきなり価格飛びすぎだろ」と思われるかもしれませんが、中古品の範囲ではこんなもんです。CPUは言わずと知れたCore i7で良質かつ安定しています。次にGPUですが、これが価格を大きく上げた原因になります。先ほどのGTX1060とGTX1070では、性能が段違いに変わります。秘密はグラフィックボードのメモリの差にあるのですが、これを詳しく話すと長くなってしまうのでとりあえず「数字が10増えるとすごく強くなる」という認識でお願いします。ゲーミングPCのおおよその相場の10万~12万を切っているにもかかわらず、十分なパフォーマンスを発揮してくれるでしょう。おおよそのゲームを快適にプレイすることができます。




85000円~100000円

この範囲は、良いゲーミングPCが欲しいけど妥協を辞さないといった人向けです。新品でそこそこ良い性能のものが揃っています。


【パソコン工房】LEVEL-M0B4-R535-RJS

スペックは以下のようになっています。

・CPU: Ryzen 5 3500
・メインメモリ: 8GB
・GPU: GeForce GTX 1660 SUPER 6GB
・SSD: 480GB
・価格: 86,980(税抜)

RyzenというのはAMD社という会社が作ったCPUで、Intelのライバル製品になっています。その性能についてですが、Intel製に見劣らないどころかコスパにおいてはむしろ優秀なものとなっています。参考のところにCPUスコア一覧を載せておきますが、それを見ても分かる通りの十分さがあります。GTX 1660 SUPERというのは比較的新しいGPUで、GTX1060を単純に強化したものという認識でいいでしょう。しかし、参考のGPUスコア一覧を見ると分かりますが、実は先ほど紹介したGTX1070よりもスコア上は下回っています。「数字がいっぱい増えてるしSUPERもついてるのにおかしいじゃないか!」と思うかもしれませんが、そういうものだと堪えてください。
注意点ですが、メインメモリが8GBでストレージもSSDしかないため不安に感じる人はカスタマイズして増やしてもいいでしょう。




【パソコン工房】LEVEL-M0B4-R535-RXS

スペックは以下のようになっています。

・CPU: Ryzen 5 3500
・メインメモリ: 8GB
・GPU: GeForce GTX 1660 Ti 6GB
・SSD: 480GB
・価格: 90,980円(税抜)

先ほどのゲーミングPCとほとんど一緒ですが、GPUにSUPERではなくTiとついています。性能が良い順に Ti > SUPER > 無印となっているので、こちらの方が単純に上位互換です。4000円足すだけで性能が変わるため、正直こっちの方がおすすめです。
同様に注意点ですが、メインメモリとストレージに不安を感じる方はカスタマイズしましょう。




100000~150000円

ここまでくると、5年は確実に満足して使えると胸を張って言えるようなモノたちが揃います。もどかしさを感じるゲーミングライフを送らないよう、この範囲のゲーミングPCを買うことをおすすめします。


【パソコン工房】LEVEL-M0B4-R535-RWS

スペックは以下のようになっています。

・CPU: Ryzen 5 3500
・メインメモリ: 8GB
・GPU: GeForce RTX 2060 SUPER 8GB
・SSD: 480GB
・価格: 108,980円(税抜)

GPUがGTXではなくRTXから始まるものとなっています。違いとしては、将来的にRTXの製品のグラフィックボードを使うことで描画を最適化できるゲームをプレイできるようになるということがあります。つまり、RTXの製品を使うことで今後出るゲームの画質を上げるだけでなくフレームレートも向上できるということになります。これが「5年は確実に満足して使えると胸を張って言える」という由縁になります。
同様に注意点ですが、メインメモリとストレージに不安を感じる方はカスタマイズしましょう。




【パソコン工房】LEVEL-M0B4-R53-RWS

スペックは以下のようになっています。

・CPU: Ryzen 5 3600
・メインメモリ: 8GB
・GPU: GeForce RTX 2060 SUPER 8GB
・SSD: 240GB
・価格: 117,980円(税抜)

先ほどのゲーミングPCのCPUを強化したものです。「ARK」や「Rust」、「minecraft」といったゲームを自分をサーバー主としてマルチプレイで遊びたいといったときにおすすめです。ちなみに、投稿主はこれのメインメモリを16GB、SSDを500GBにしたものを今使っています。使って2か月ぐらいの感想ですが、「なんでもストレスなく遊べる!無敵だぜ!」といった感じです。特にmodをたくさん入れた(影mod含む)minecraftでサーバー主としてマルチプレイをしていた時は、そのスペックの高さに感動していました。
注意点ですが、デフォルトのストレージが240GBしかないためカスタマイズでHDDの追加またはSSDの増設が必須です。




【パソコン工房】LEVEL-C0B7-i7-TWX

スペックは以下のようになっています。

・CPU: Core i7-9700
・メインメモリ: 16GB
・GPU: GeForce RTX 2070 SUPER 8GB
・SSD: 250GB
・価格: 149,980円(税抜)

突然見た目が近未来的でかっこよくなりましたね。少々オーバースペックな気もしますが、性能にこだわりたい人にはおすすめです。これがあればこの先どんなハイグラフィックなゲームが出ても心配ご無用でしょう。

 

 

まとめ

いかがでしたでしょうか、ゲーミングPCを購入する上で少しでも参考になりましたでしょうか。全体的にパソコン工房の製品ばかりになってしまいましたが、いろいろ見てるとやっぱりパソコン工房が一番コスパに優れているような気がします。もちろんこれら以外にもゲーミングPCはたくさんありますので、ここで得た知識を元に色々と検討してみてください。

 

参考

以下は、今回紹介したゲーミングPCを構成するCPUとGPUのスコア表になります。購入する際の参考にしてみてください。また、この記事におけるCPUスコアはPassMarkというベンチマークのスコアで、GPUスコアは3DMarkというゲーム用のベンチマークのスコアを意味します。

CPUスコア

CPU スコア 価格
Xeon E3-1230V3 不明 不明
Core i7-7700 8657 41000円
Core i7-9700 13913 40000円
Ryzen 5 3500 12627 16000円
Ryzen 5 3600 17781 25000円

参照: CPU性能比較表【2020年最新版】



GPUスコア

GPU スコア 価格
GeForce GTX1060 6GB 12900 28000円
GeForce GTX 1070 8GB 18000 45000円
GeForce GTX 1660 SUPER 6GB 15500 28000円
GeForce GTX 1660 Ti 6GB 16000 32000円
GeForce RTX 2060 SUPER 8GB 22600 45000円
GeForce RTX 2070 SUPER 8GB 24800 58000円

参照: GPU性能比較表【2020年最新版】

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